情報技術の発展とともに、私たちの生活もめまぐるしく変化していく。
そうしたなかで迎えた、人生100年時代。
私たちは、多くの方々に愛されるファッションを提供しつづけるとともに、
ニューノーマルに対応した新しいライフスタイルを提案し、
末永くお客様とともにあり続けたいと考えています。
長い人生を、そしてお客さま一人ひとりの毎日を、
より豊かにデザインするウェルビーイングの実現を目指して、
クロスプラスは、新たな時代に向けたDXの推進に取り組んでいます。
VISIONの実現に向けた土台をつくるため、まずは業務環境・プロセスのデジタル化に取り組み、DX推進のための環境整備を実施しました。また次のステップへの準備として、サプライチェーンの見直しと再構築を目的とした、新たなプラットフォームの整備を進めてきました。
今後は、さらなる環境改善やデータ、AIの活用方法の検討など、来たるべき未来に向けて、DX推進に取り組んでいきます。
企画・製造・販売のすべての工程をデジタル化し、さらに生産フロー全体を一元管理・共有する環境を構築することで、各工程を可視化して、「効率化」と「トレーサビリティの確保」を目指します。
効率化
各工程の可視化によって、サプライチェーンにおける問題点や課題の把握が可能になります。それらの課題に対処することで、工程やプロセスを効率化し、新しい価値を創造できる環境をつくりだします。
トレーサビリティの確保
全工程を可視化することでトレーサビリティの確保が容易になり、より安全で品質の高い製品をお客様に届けることを可能にします。また、生産・流通の履歴を正確に把握することで、環境や人権に配慮した製品であるかどうかなど、より信頼性の高い情報をトレースすることが可能になります。
全社一丸となってDX化を進めるために、システム部門以外にも、各部署にデジタル推進者を設定。全社的にDXスキル・リテラシーを高めることができる体制を構築しています。
当社では、入社年数に応じて定められたデジタル研修の受講スケジュールに沿って、段階を踏んで計画的にデジタル人材の育成に取り組んでいます。加えて、各部署のデジタル推進者を対象としたDX教育を定期的に実施し、部署ごとに共有・浸透の機会を設定。各部署でのDX事例を全社内で共有する仕組みをつくることで、社内のITリテラシーを高める取り組みを推進しています。
代表取締役社長山本 大寛
当社は、これまでのDX推進を通じて、3Dデザイン技術の導入やECにおけるライブコマース展開、全社員を対象としたデジタル教育などを進め、顧客体験の向上と業務効率化を実現してきました。今後は、データ活用やAI技術の導入によって、ビジネスのさらなる革新を目指していきます。顧客にはより便利で魅力的な商品を、社会には持続可能な価値を、そして社員には新たな成長機会を提供することで、豊かな未来を創造してまいります。